札幌市清田区冬の遺品整理

冬の遺品整理の大変さ 〜札幌市清田区での作業から〜

 

冬の遺品整理は、特に雪の多い北海道では想像以上に大変です。先日、札幌市清田区にある戸建て住宅の遺品整理を行った際にも、冬ならではの苦労がありました。今回は、その作業の様子を振り返りながら、冬の遺品整理の難しさについてお伝えしたいと思います。

 

清田区での遺品整理 〜3日間の作業〜

 

今回のご依頼は、札幌市清田区にある一軒家の遺品整理でした。ご依頼者様は遠方にお住まいで、長年空き家になっていたご実家を整理したいとのことでした。見積もり時には、屋内の遺品整理に加え、庭にある不用品の撤去も依頼されました。

 

見積もりの段階では、庭にはそれほど多くの物は見えず、軽い作業で済むだろうと考えていました。しかし、実際に作業を始めてみると、思わぬ問題が発生しました。それは「雪の下に埋まっていた不用品」です。

 

雪が溶けると現れる不用品

 

冬の見積もり時には、庭にうっすらと雪が積もっているだけで、大きな問題にはならないと思っていました。しかし、いざ作業を開始してみると、気温の上昇とともに雪が徐々に溶け、コンクリートブロックや木材、古い金属類など、さまざまな不用品が姿を現しました。

 

このように、冬の遺品整理では雪に隠れた物が後から出てくることがよくあります。特に屋外の物は雪の影響を受けやすく、見積もり時と実際の作業時で状況が大きく異なることも珍しくありません。今回の現場でも、庭の不用品の撤去が想定以上に大掛かりになり、結局、雪が完全に溶けてから再度作業を行うことになりました。

 

冬の遺品整理が大変な理由

 

冬の遺品整理には、いくつかの大きな課題があります。

 

1. 雪による視界の影響

 

今回のように、雪の下に何が埋まっているのか分からないことは大きな問題です。見積もり時には気付けなかった不用品が後から出てくることで、作業が想定以上に増えてしまいます。また、雪の重みで埋もれてしまったものを掘り起こす作業は、夏場に比べて体力的にもかなり負担が大きくなります。

 

2. 作業環境の厳しさ

 

冬の札幌は気温が氷点下になることが多く、遺品整理の作業も過酷になります。手がかじかんで細かい作業がしづらくなったり、足元が滑りやすくなったりするため、通常の季節よりも時間と労力がかかります。また、室内でも暖房が効いていない空き家の場合、長時間の作業は非常に厳しいものになります。

 

3. 道路状況による影響

 

冬の遺品整理では、トラックの駐車場所や荷物の搬出経路の確保も大きな課題です。雪が積もっていると、トラックを近くに停めることができず、遠くの駐車場から荷物を運ばなければならないこともあります。また、道路が凍結していると、作業員の安全確保が最優先となり、通常よりも慎重な作業が求められます。

 

本音を言えば、雪が溶けてから作業したい

 

冬の遺品整理は、お客様の都合もあるため、どの季節でも対応していますが、正直なところ、屋外の作業は雪が溶けてから行いたいというのが本音です。今回のように、雪の下から不用品が出てくるケースは決して珍しくなく、冬に作業を完了できない場合もあります。

 

もし遺品整理をお考えの方がいらっしゃれば、可能であれば雪が溶けてからの作業をおすすめします。特に庭や屋外の片付けが必要な場合は、春や夏の方がスムーズに進められます。もちろん、急ぎのご依頼にも対応しますが、雪による影響で作業が長引く可能性があることをご理解いただければと思います。

 

まとめ

 

今回の札幌市清田区での遺品整理では、雪の下に埋もれていた不用品が後から見つかるという、冬ならではの問題に直面しました。冬の遺品整理は、視界の悪さ、作業環境の厳しさ、道路状況の悪化など、さまざまな要因で大変になります。

 

とはいえ、遺品整理を必要とする方の状況はさまざまで、季節を問わず対応が求められることもあります。由和サービスでは、冬でも安全に作業を進めるためのノウハウを持っていますので、お困りの際はぜひご相談ください。可能であれば、雪が溶けた春以降の作業をおすすめしますが、冬場でもできる限りの対応をさせていただきます。

 

ご相談やお見積もりは無料ですので、遺品整理でお困りの方はお気軽にお問い合わせください。